猫の対称性の脱毛

カテゴリ |  皮膚の病気(皮膚病)

アナフィラキシーアレルギー性皮膚炎アトピー性皮膚炎脂漏症リンクスアカルス・ラボラスキーストレスによる脱毛症対称性の脱毛日光過敏症肉球の皮膚炎(形質細胞皮膚炎)肉芽腫(好酸球性肉芽腫症候群)尾腺炎(スタッドテイル)クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)白癬(皮膚糸状菌症)ニキビダニ症(毛包虫症)疥癬(ヒゼンダニ症)ツメダニ症ノミによる皮膚病食事性アレルギー

猫の対称性の脱毛の症状と原因

症状原因

体の右側と左側が同じように脱毛していきます。後足の間当りから毛が抜けてから、被毛が薄くなった部分が次第に腹の方に広がっていきます。症状が進んでしまいますと腰や背中・わき腹・尾の下・後足の内モモまで脱毛が及びます。対称性の脱毛は、毛の根元の毛包が萎縮する為に起こります。

脱毛はアレルギー症状・内分泌の障害等による病気が関与するものと、季節の変わり目等に自然におこる生理的なものがあります。猫の対称性脱毛は、みはあまりありませんが、悪化すると発症部位が硬くなってしまいみを伴う事があります。

猫の対称性の脱毛の治療方法・対策

治療方法

毎日、両耳や鼻先をチェックするようにしましょう。もしも赤くなっていたりすれば、紫外線対策の薬を塗ってあげればある程度予防できます。

副腎皮質ホルモン剤を毛の根元の毛包は萎縮脱毛しますが、その原因は不明です。去勢や不妊手術をうけた猫やホルモン剤(エストロゲン・アンドロゲン・プロゲステン)を長期投与している猫に多くみられます。ホルモンバランスとも関係していると言われていますが、去勢等をしていない猫にも発病します。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         
​ ​

猫の病気辞典目次(病名別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。