犬の歯周病と歯磨き

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート


実は犬には人間や猫と違い虫歯になることは滅多にありません。その代わり、歯石による歯周病(歯周炎)が最も多く見られます。毎日しっかりチェックと歯磨きを行ないましょう。

まず歯のチェックについてですが、口臭やできものがあるか、歯石が溜まってないか、歯ぐきが腫れてないか、乳歯がきれいに生えかわっているかを確認します。特に歯が生え変わる時期(生後3~7ヶ月の間)は特に念入りにチェックしてあげてください。もしも乳歯が抜けずに永久歯が並んで生えてしまうようなら早めに病院で抜歯してもらいましょう。

歯磨きを始める時期は生後2ヶ月過ぎた頃からです。できるだけ毎日、食後に行うようにしてください。歯石予防のガムを噛ませてあげるのも有効です。始めは唇をめくり、歯を調べます。唇や歯を触られれたり、見られたりすることに抵抗がなくなってから歯磨きを始めるようにしましょう。

指にガーゼを巻き付けるか、指歯ブラシを指にはめ、空いている手での頭を動かないように押さえながら、前歯の外側をマッサージするように優しくこすってあげてください。(犬の場合、歯磨き粉は必要ありません)徐々に慣れてきたら、奥歯、内側の歯とステップアップしていきましょう。

歯ブラシを使う際には、子供用の、ヘッドが小さく、ブラシが柔らかいものを使います。歯と歯ぐきの間に置き、円を描くように優しく磨いてください。歯磨きはできるだけすばやく済ませるのがポイントです。もし万が一、頑固な歯石が溜まってしまったら、スケラーを使って取り除きましょう。

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犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。