ファンコニー症候群

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

●ほとんどの腎臓病の初期症状は多飲多尿です。飼い主の皆様の日常の気配りが愛犬の病気の一番の予防法です。見逃さないようにしましょう●

ファンコニー症候群の症状と原因

腎臓の尿細管(腎尿細管)では、水や電解質、ナトリウム等が運ばれているのですが、この時、その運ぶ作業に異常が起こり、尿細管の働きが阻害され、尿の中に排出されるという非常にまれな病気です。主な症状は、多飲、多尿、筋力低下、体重減少等があります。原因の多くは遺伝による先天性のものですが、ゲンタマイシン・ストレプトゾトシンを投与した事で起こる後天性のものもあります。

診察方法には、尿検査、X線検査、超音波検査、ルーチン検査等があります。また、他にも抗体検査等の検査を行う場合もあります。

ファンコニー症候群の治療の方法

支持療法、内科療法、解毒治療が主な治療法になりますが、後天性のものであれば、発症原因である薬物の使用を中止します。

犬の腎臓病特集
特集目次
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犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。