猫の水をよく飲む

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多飲に加え、食欲はあり沢山食べるのに体重が減っている
多飲に加え、嘔吐する
多飲に加え、尿がにおったり、口がにおったりする

猫の水をよく飲むの考えられる病気・病名

糖尿病子宮蓄膿症、乳ガン、すい臓の病気、甲状腺機能亢進症慢性腎不全腎炎腎臓の腫瘍

猫の水をよく飲むの症状と原因

症状原因

人間と同様に、猫の体内も水分量を一定のバランスに整えなければなりませんが、猫の体は食べ物に含まれる水をうまく使われる仕組みになっておりますので普段はあまり水を飲みません。年齢を重ねていくに従って腎臓の働きが弱まると、飲む水の量が増えることもありますが、明らかに水を飲む回数や量が増えた場合には何らかの問題を抱えている可能性があります。また、水を頻繁に飲むことに伴って尿の量も増える「多飲多尿」の状態が続いたり、食事量の増減が著しく見られたり、下痢の症状が現れた場合には消化器系の病気が疑われますので、直ちに診察を受けた方がよいでしょう。

他にホルモンの病気や糖尿病、腎臓・膵臓の病にかかった時や、体がガンに犯された時、体内に炎症が発生している場合、下痢日射病になっている際に頻繁に水を飲むことがあります。またステロイド剤を使用した際の副作用としても多くの水を飲むケースがあります。

猫の水をよく飲むの治療方法・対策

治療方法

ウエットフードやドライフードなど食事の内容を切り替えたときも、飲む水のペースが変わることがありますが、これは食事に含まれる水分量の過不足により、飲む水の量が調整されているだけですので心配はいりません。逆に水を控えすぎると脱水症状を起こしたり尿結石にかかる恐れがあるため、日頃から愛猫がどれだけ水分を摂っているか、排泄しているかを把握しておく必要があります。

飲む量が徐々に増えていく場合は気付きにくいかもしれませんが、多飲多尿と診断される一つの目安として、体重1キログラムあたり1日の飲量が90ml前後、尿量が45ml前後となっておりますので、定期的に量をはかってみましょう。(体重3キログラムの猫ちゃんの場合は270ml前後の水を飲み、135mlの尿を排泄すると多飲多尿となります)病気が進行すると体重が減少し痩せていきます)"

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※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。