猫の上皮小体の異常

カテゴリ |  栄養性の病気

ビタミンB2・B6欠乏症上皮小体の異常黄色脂肪症(イエローファット)クル病ビタミンA過剰症ビタミンA欠乏症ビタミンB欠乏症肥満

猫の上皮小体の異常の症状と原因

症状原因

症状の初めは動作や仕草に異常が見られます。病気が進行すると全身に痛みが生じるので抱かれたり触れられたりするのを嫌がります。この症状になると骨が変形する・骨折しやすくなるなどの症状がでます。 食事に十分なカルシウムが不足していると、この病気は発症します。

猫の骨の形成に欠かせない栄養素の中でカルシウムがあります。猫が食事によってカルシウムを十分にとらないで不足するとクル病になり、骨が正常に成長しなくなってしまいます。一方、カルシウム不足によって 首のあたりにある「上皮小体」という器官が異常に活発に働くこともあります。

猫の上皮小体の異常の治療方法・対策

治療方法

リンとカルシウムが入った食事を十分与えます。また、症状が改善されるまで時間が掛かる事が多いので、ネコが骨折などしないように飼い主の注意が必要です。飼い主さんが猫の食事を考えて管理してください。栄養のバランスが悪く偏ると猫の健康を損ないます。小さい猫では栄養性の病気になると成長が妨げられて、成人になっても病気を発症しやすいです。特に骨の病気になると一生治らず、障害を背負ってしまうケースもあります。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         
​ ​

猫の病気辞典目次(病名別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。