猫の耳ダニ症(耳疥癬)

カテゴリ |  耳の病気(耳病)

外耳炎中耳炎耳血腫(耳介血腫)耳ダニ症(耳疥癬)

猫の耳ダニ症(耳疥癬)の症状と原因

症状原因

ネコが耳を必要以上にかゆがったり、後ろ足で引っかいたりしていたら注意が必要です。耳垢に微細なダニが寄生しているかも知れません。寄生があると、耳孔内の炎症やびらん・あるいは耳の周囲に爪による引っかき傷を作ります。飼い主さんが耳を覗いてもモロモロとしたチョコレート色の耳垢が沢山付いていますし、耳垢や耳の中の壁を良く観察すると1mm位の白く透けるようなダニが多数動いているので異変に気が付きやすいと思います。ダニが寄生しているネコとの接触によって感染することが多く、特に幼ネコの感染率が高いです。

猫の耳ダニ症(耳疥癬)の治療方法・対策

耳アカをきれいに清掃する必要があり、かゆみが強い場合は消炎剤などでかゆみを抑えます。飼い主さん自身で行なわずに、必ず獣医さんに相談して下さい。耳孔内を掃除して殺ダニ剤を塗布します。ミミダニが寄生していても無症状のことがあります。他にも猫・犬を飼っている時には、検査を必ずしてあげてください。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         
​ ​

猫の病気辞典目次(部位別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。