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犬の肛門周囲腺腫
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犬の肛門周囲腺腫の症状と原因
肛門周囲腺腫とは肛門の周りにある分泌腺に腫瘍ができることです。睾丸から出るホルモンが原因でこの腫瘍が発生し、去勢していない老犬に多くみられます。治療は去勢と同時にこの腫瘍を摘出しますが、若いときに去勢をすることが予防となります。
肛門周囲腺とは、皮脂腺の変化した状態になります。犬の肛門の周囲には腺があり、その中で重要な部分なのは肛門周囲腺です。肛門周囲腺から周辺から起きた癌・腫瘍は犬の癌腫瘍の中で非常に頻度の高い腫瘍で、高齢の去勢していないオス犬に多く見られ、メス犬はあまり発生しません。オス犬の肛門周囲腺腫の多くは良性ですが、メス犬は悪性の癌が大部分になります。
犬の肛門周囲腺腫の治療方法・対策
肛門周囲腺腹は切除する必要があります。去勢手術によって、肛門周囲腺腫にホルモンが供給されなくなるため、脛奄の増殖速度は急速に低下します。この腺腫を切除するときに去勢手術も合わせて行い、再発を予防します。
主な治療は、摘出手術と去勢手術が行われます。状況により化学療法や放射線療法により腫瘍を小さくなってから手術を行う事もあります。肛門周囲腺腫では、良性でも悪性に変化することが多いと言われています。
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犬の病気辞典目次(病名別)
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |