犬の血便

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犬の血便の症状と原因

症状原因

何かの原因で下痢が始まり、3日目ぐらいになると、下痢便に血が点々と混じることがあります。これは、下痢が続いたことで腸内が荒れて出血したので、下痢の原因とは別の場合があります。

1.お腹が冷えてしまった…室内で生活している犬で、特に夏などひんやりとしたフローリングやお風呂のタイルにベタッとお腹をつけて寝るのが好きな子がいます。でも、1時間も2時間もそのまま寝ているとお腹をすっかり冷やしてしまい、下痢してしまいます。

2.寄生虫がいる…寄生虫には何種類かあって、血便を起こしやすい虫もいる。子犬だと、血便で血液を失い、寄生虫に体の栄養をとられて衰弱し、命に関わる場合もあります。

3.ネギ中毒…症状がひどかったり、手遅れになると命に関わるので注意が必要です。ネギそのものは食べさせなくても、エキスを含んだ煮汁や他の物でも同じ事なので注意しましょう。血尿、おう吐も伴う場合があります。

4.伝染病に感染した…伝染病ウイルスを運んでくるのは犬だけではなく、家族全員が可能性があるので、きちんと予防注射を受ける事が大切です。

犬の血便の治療方法・対策

治療方法

犬の排便後の処理の時、ウンチの色・大きさ・固さ・におい・などをチェックして、健康状態を見守ってください。日常の様子を見ればわずかの異常を飼い主さんが察知できます。犬の血便による重い病気やケガなどに対して、素早く対処するができるようになります。

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犬の病気辞典目次(病名別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。