犬のトイレ


犬のしつけの中でも最も優先して覚えさせてあげなければならないのが「トイレ」です。生後3ヶ月からしばらくは、よくペットを観察し、トイレのしつけをしっかりと行なってください。まず、トイレのしつけを行なう前に、やっていかないことがあります。それは、子犬が来る前にトイレの場所を決め、その後も場所を動かしてはいけないということです。犬が混乱して移動前の場所や他の場所で排泄してしまう恐れがあるからです。また、犬の尿のにおいのついた物を残しておいて、犬がトイレの場所をわかりやすくすることも有効です。

犬の排泄には周期があります。食後や起床後、遊んであげたりした後などに排泄することが多いようです。他にも犬は排泄したい時に「ソワソワする」、「においを嗅ぐ」といった仕草をします飼い主の皆さんはこの「サイン」を見逃さないようにしてあげてください。犬の「サイン」に気づいたら、犬をトイレまで誘導してあげましょう。その際は持ち上げたりせずに、おしりを手の平で押すようにして自分の足で歩かせてあげてください。

うまくできたらうんと誉めてあげてください。大袈裟なくらいで丁度いいくらいです。たとえ失敗してしまっても、けっして叱ってはいけません。犬は「排泄した場所を間違えたから叱られた」というようには理解できません。「排泄することそのものを叱られた」と思ってしまいます。別の場所で排泄してしまった時は無言で排泄物を片付けて、よく消毒し、完全ににおいを消してあげてください。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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