拡張型心筋症

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●三大療法を行いつつも、サプリメントを併用すると良いでしょう●

症状と原因

拡張型心筋症とは、心筋症の中でも特に発症率が高い病気です。心筋の収縮率が弱まり、全身へ血液を運ぶ働きが低下する事により、心腔拡大や心臓肥大を起こします。初期には症状があらわれない事が多く、進行していくと、食欲が無くなったり、運動を嫌がったり、疲れやすくなったりします。更に悪化すると激しい咳や呼吸困難等の症状がでます。中には失神したり、心不全を引き起こしたり、突然死するケースもあります。

純血種の大型犬に多く発症する為、遺伝的要因が原因ではないかと言う説や、タウリンの不足が原因ではないかと言う説等、いろいろな推測がされていますが、未だ、はっきりとした原因は解明されていません。

治療の方法

完治する事はまず難しいので、少しでも進行を遅らせるのが治療の目的となります。主に強心剤、利尿剤等の薬学療法を行います。またそれと同時に家庭においても飼い主が安静療法と食事療法を行わなければなりません。ビタミンやタウリン等のサプリメントを併用するのも良いでしょう。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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