食事療法(食事制限)

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●完治が難しい腎臓病にとって食事療法はまず一生涯続くでしょう●

腎臓病にかかってしまった場合、病院からの処方食を与えます。他に注意する点としては以下の事が挙げられます。

  • 新鮮な水を十分に与える
    多尿の症状が出る為に、脱水症状に陥りやすくなってしまいます。常にきれいな水を好きなだけ飲めるように用意しておきましょう。
  • 水溶性ビタミンを与える
    排尿の際には水分だけではなく水溶性のビタミンも同時に失っています。ビタミンCやビタミンE等の水溶性のビタミンも与えましょう。
  • 食物繊維を摂らせる
    血液中から窒素を減らす為に腸内の細菌を増やします。これにより、腎臓にかかる負荷が軽減されます。

もし愛犬が処方食をまったく食べない場合には手作り食をあたえます。塩分を控えて、良質のタンパク質を必要最低限与えます。(与えすぎると老廃物が増え、腎臓の負担になります。)カロリーの不足分は、脂肪や炭水化物を与えて補います。また、オメガ3脂肪酸等のサプリメントを与えるのも良いでしょう。興奮させたり、不安にさせるようなストレスを与えるのも厳禁です。気温・室温に気を配り、動物が落ち着ける場所で生活させましょう。ペットホテル等は絶対に避けてください。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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