先天的に肺動脈の狭窄を起こし、血流が流れにくくなり、犬のオスは生後10~11ヶ月を過ぎると性的に成熟し、いつでも交尾可能な状態となります。メスの場合は生後6~8ヶ月くらいで初潮を迎え、子供を産むことができるようになりますが、しかし、あまり早い時期での交配は母体にとって身体的にも、精神的にも、とても負担が大きいため、最短でもメスの2回目の発情期まで待ってからにした方が良いでしょう。
犬のメスが発情を迎えるのは生後8~10ヶ月過ぎた頃です。メスは発情期になると外陰部からの出血や外陰部の腫れなど様々な症状が出てきます。外陰部からの出血がなくなる頃になるとメスの体内で排卵が行われ、妊娠をすることができる期間になります。
この発情期は初回以降約6ヶ月ごとに訪れます。しかし、メスはオスと違い、この発情期以外だとオスを寄せつけない為、犬の赤ちゃんを望まれる方はメスの2回目以降の発情期にオスと交配させてあげて下さい。ちなみに、メスの発情期のサイクルは以下の通りです。
メスの発情期のサイクル
休止期(約3~4ヶ月間)
・無発情期。卵巣では次の発情期にむけての準備が行われる。
発情前期(約10~14日間)
・この期間中は外陰部から出血する。
・この期間中は外陰部から出血する。外陰部が腫れる。
・外陰部をしきりに舐める。
・落ち着きがなくなる。
発情期(約8~14日間)
・排卵が始まり、妊娠が可能な期間。
発情後期(約2~3ヶ月間)
・発情が終わり、妊娠していた場合は約63日後に出産できる。
再び、無発情期へ。