ゴールデンレトリーバーの毛をいつも清潔に保つ為にブラシやコームを使ってブラッシングします。ブラッシングをする事で、抜け毛や被毛の汚れを落とすのは勿論、皮膚に適度な刺激を与え、血行がよくなり、新陳代謝を活性化し、ゴールデンレトリバーの皮膚の状態をチェックしながらにスキンシップもとる事が出来ます。まず、先が丸くなったピンブラシを使います。ブラシは皮膚に対して垂直にあて、毛の流れに沿って根元から毛先に向かってゆっくりとかしていきましょう。

順番としては、首→顔→襟足→肩→前足→背中→脇腹→腰→後ろ足→尻尾の順番で行います。まず上毛をブラッシングし、次に内側の下毛を根元からブラッシングします。耳の裏側や首筋は毛玉になりやすいので、丁寧に根元からブラッシングしましょう。腹は外側から内側に向かってブラッシングします。足は飾り毛を外側に向かってとかします。尻尾は先端部分を持ち上げ、飾り毛を上から下にブラッシングします。おしりの周りのブラッシングも忘れないようにしましょう。

下毛に毛玉やもつれ毛がある時は、手で丁寧にほぐすか、スリッカーブラシを使いましょう。ただしこのスリッカーブラシはピン先が鋭いので、扱いには十分注意して下さい。コツとしては、柄を人差し指と親指で挟み、力を入れずに軽く持ちます。皮膚に対して垂直に当て、皮膚と平行になるように腕を動かすような感じで動かします。

最後にコームを使って、ゴールデンレトリバーのコーミングを行います。足は飾り毛を上から下にとかしましょう。体はコームの端を軽く持って皮膚に対して主意直に当ててとかします。背中、襟足も同じようにして毛の流れに沿って丁寧にコーミングしましょう。お腹は上から下へとかし、尻尾は優しくとかします。最後に顔周辺を整えます。耳は持ち上げて、下毛も忘れずにコーミングしましょう。

犬は一年に二度、春と秋に毛が生え替わります。(換毛期)長毛種であるゴールデンレトリーバーは、この時期、一日に二回毛をすいてあげて下さい。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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