犬の血管外膜細胞腫

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●腫瘍の取り残しを防ぐ為、外科的処置による大規模な切除が必要な腫瘍です●

症状と原因

米国の調査(1966~70)では、脂肪腫に次いで多くみられ、腫瘍性病変の約10%を占めている。「血管周皮腫」、「血管周囲細胞腫」ともいう。毛細血管や小静脈の外側を螺旋状に取り巻く血管周囲細胞から発生すると考えられている。外科的切除のほかに、補助的な療法として放射線療法やドキソルビシンによる化学療法も試みられている。

治療の方法

一般的には手術により切除しますが、取り残しが多く、再発するとさらに悪性化する場合が多く、部分的に生検して病理診断を行い治療法を決定しますが、広範な切除または断脚が必要であると考えられます。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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