猫の撫で方


猫が側にいたら無条件で可愛がりたくなりますし、撫でてあげたくなるものです。でも、その撫で方で本当に猫は喜んでいるのでしょうか?実はとってもストレスになっているかも知れません。せっかく可愛がってあげるなら、猫が心から喜ぶような撫で方をマスターして下さい。



猫は基本的には撫でて欲しい時だけ撫でて!と思っています。むやみやたらに撫でられたり、一日中ひっきりなしに触られているのは、気持ちが良い悪い以前に苦手な動物なので、まずはそこは第一段階として押えておきましょう。

撫でて欲しい時のポーズがあります。仰向けになっている時や、床に体を押し付けて安心しきって寛いでいる時などは『撫でて欲しいなぁ』と思っているものです。それから足で飼い主さんの体をぎゅうぎゅうと押している時。これはお母さんのオッパイを飲んでいる時の仕草で、その名残で落ち着いている時に、柔らかいものを触ると行なう傾向があります。そんな時には優しく撫でてあげましょう。

撫でて喜ぶポイント(部位)は、喉・額・首・耳・背中です。特に耳や首の後ろは自分でなかなか舐めたりできない場所なので、撫でてあげるととっても喜びますよ。



では逆に嫌いな撫で方やポイントはどうでしょう?まず、そもそも猫は自分より高い場所にいる動物に対しては、自分よりも優位なもの、と萎縮しがちです。ですから、上から急に撫でようとすると、攻撃されたと思い、びっくりして逃げたり、反撃してくる場合があります。

よくありがちなのは『かわいいねぇ』などと大声を出しながら撫でること。猫は人間よりもはるかに耳がよいのです。大きな声にびっくりし、警戒してしまいます。とは言え、声をかけながら撫でる事は大事なコミュニケーションです。声をかけるときは、優しく小さめに・・・を心がけましょう。

前出ですが猫は撫でて欲しくない時が結構あります。撫でていても、体がこわばっていたり、逃げようとする時は無理にしつこく抱っこしたりするのは厳禁です。それから、人間の赤ちゃんを抱き上げるのと同じように、わきの下に手を入れて抱っこするのはいけません。猫にとっては苦しく辛い体勢なのです。背中や腰の部分を持って抱っこしてあげましょう


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20

(歳)
9 20 33 45 55 70 82 93 99 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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