野良猫と飼い猫の違い


野良猫と飼い猫はやはり1番に"警戒心"の違いがあげられます。人に慣れていない野良猫は警戒心が強く、よほどじゃない限り、自分から寄ってきたり、大人しく体を委ねるという事はないでしょう。

対して飼い猫は、人に対し警戒心は少なく、特に飼い主に対しては、自分の親や仲間という強い信頼を持っています。野良猫でも、人に慣れている様子が見られる子は、もしかしたら、以前飼い猫であったかも知れません。

誤解してはいけないのが飼い猫やペットショップ育ちとは言え、どんな環境でもどんな人にでもストレスを感じないというわけではありません。どんな猫ちゃんでも、初めての場所や人に会えば少なからず警戒したり、不安などのストレスを感じているものです。

では野良猫を飼う事はできないのか?というと決してそんな事はありません。病気などの健康面を病院でしっかりチェックしたら、今度は根気よく信頼関係を築いていきましょう。ただし、野良猫は飼い猫よりも平均的に寿命が短いという現実があります。

なぜ野良猫は寿命が短いのでしょうか?それは、人に縛られない自由な環境の中でのびのび育っているように見えて、実は病気や事故や怪我、不衛生な食事などの危険がいっぱいの中で生きているからです。野良猫は、そのような環境の中で暮らしているため、実は大きなストレスにさらされています。その為、飼い猫の平均寿命が10年余に比べ、野良猫の平均寿命は2~3年という短いものになっているといわれています。


生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20

(歳)
9 20 33 45 55 70 82 93 99 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

 

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