猫は怖がりな動物です。大きな音や突然触られたり、キャリーに入れようとするだけでも、驚き、恐怖を感じます。もちろん、慣れなどもあるので猫それぞれの性格や環境で多少の違いはあるものの、猫自体が元々怖がりなものと認識してあげましょう。
猫が怖がったらどうなるか?まずは、身を守る為に真っ先に逃げようとします。近くに人や他の動物などがいたら、攻撃することもあります。興奮すると、慣れた飼い主や家族であっても遠慮なく引っかきます。そんな時は叱ったりせずに、猫の興奮が冷めるまで安心させてあげましょう。
猫が怯えやすい場面は、見ず知らずの人に会った時、キャリーなど狭い場所に入れようとした時、大きな音が聞こえた時、不意に体に触られた時、体に水などがかかった時などです。また、怯えているのとはちょっと違いますが、可愛がって体を撫でてあげていたり、遊んであげている時に、実は猫はそんな気分じゃなかった・・・という事もあります。こんな時は、興奮して攻撃する程ではないにしても、ひっかいたり、逃げ回ったりしますので、撫でる=喜ぶという事だけではない事を知っておきたいですね。