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犬の症状別

犬の病気 病気別一覧
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» 犬の元気がない

咳・鼻水・くしゃみ・ 発熱など風邪のような 症状がある ケンネルコフ(伝染性気管支炎) 犬ジステンパー フィラリア症(犬糸状虫症) 気管虚脱 肺水腫 僧帽弁閉鎖不全症 肺炎 食欲がない・嘔吐する・多飲多尿・尿の回数 が減る 腎不全 糸球体腎炎 腎盂腎炎 膀胱炎 尿路結石 糖尿病 クッシング症候群 肝不全 下痢をする・便がやわらかい・便に血が混じる 肺気腫 気管支狭窄 犬パルボウイルス感染症 犬ジステンパー 乳腺腫瘍 ぐったりしている ケンネルコフ(伝染性気管支炎) 犬ジステンパー フィラリア症(犬糸状虫症) 気管虚脱 肺水腫 僧帽弁閉鎖不全症 肺炎 犬のの考えられる病気・病名 ケガ、精神的に落ち込む、先天性の心臓の病気、肝臓の病気、慢性腎不全、ガン、内分泌の病気、内部寄生虫、中毒 --> 犬のの症状と原因 私たち人間同様に、犬も体に不調が起こると元気がなくなります。飼い主さんであれば、いつもと違う表情や行動の様子にすぐに【元気がない】と気が付くことができると思いますが、一般的には以下の症状が判断基準のひとつになります。 ・好きなものを与えても食べようとしない ・散歩に行きたがらない ・下を向いて辛そうに歩く ・反応が鈍い ・動くことを嫌がる ・目に力がない これらのような元気がなくなった行動が見られたら、病気や怪我など何か問題が起こっている可能性があります。また同時に発熱があったり、下痢や嘔吐、鼻水などが見られることもあります。主な原因は先天性の心臓病や腎臓病、肝臓病や内分泌の病気、寄生虫、中毒、癌などがあります。 引越しや旅行、長距離の移動、飼い主が見当たらない、見知らぬ人との接触、一匹で長時間の留守番、花火、雷などの環境の変化によるストレスなど、精神的な負担で元気がなくなることもあります。 犬のの治療方法・対策 単に元気がないだけでなく、食欲がない、発熱している、鼻水が出ている、よだれが出ている、下痢をする。体が震える、体に一部をしきりとなめる、歩き方がおかしい、呼吸が荒い、など何らかの症状が見られる場合があり、それらの症状から原因を推測することが出来ます。 犬を含め動物が元気をなくすのは、あらゆる病気や怪我に共通するサインです。犬に元気がなくなった場合、痛がる箇所がないか体を触って確認し、体温を測ったりして、それでもはっきりとした原因が分からない際には速やかに獣医師に見てもらいましょう。 老犬は普段から動きたがらなかったり、反応が鈍くなったりしますが、それでも普段より特別元気がないときは念のためにも病院に連れて行きましょう。またストレスなどの精神的な問題が原因となっている場合は優しく声をかけてあげるなど、そばにいて安心させてあげてください。

» 犬のよく水を飲む

多飲に加え、食欲はあり沢山食べるのに体重が減っている 糖尿病 副腎皮質機能亢進症(クッシング病) 副腎皮質機能低下症(アジソン病) 甲状腺機能低下症 尿崩症 多飲に加え、吐こうとしているのに吐けない・嘔吐する 腎不全 子宮蓄膿症 糖尿病 糸球体腎炎 腎盂腎炎 多飲に加え、尿がにおったり、口がにおったりする 糸球体腎炎 腎盂腎炎 犬のの考えられる病気・病名 腎不全、膀胱炎、子宮蓄膿症、糖尿病、クッシング症候群、尿崩症、甲状腺機能亢進症 --> 犬のの症状と原因 水分不足になっているわけではないのに、脱水症状になったり、いつもと比べて驚くほど大量の水を飲んだり、水を飲む回数が多くなったりします。大量の水を飲み、大量のおしっこをする事(多飲多尿)は、多くの病気の症状に挙げられる異常のサインです。 動物が摂る水分の量は、排尿に関わる腎臓やそのホルモンによって変わってきます。つまり大量の水を飲むようになるのは、尿を作り出す腎臓や、ホルモンになんらかの異常が起きていることが考えられます。また、ステロイドによる副作用やストレスが原因になることもあります。 運動量や与えている食べ物をウェットタイプからドライタイプに変えたりした場合、気温が高い日の場合、おやつや味付けの濃いものを与えた場合にも水分量が変化しますが、この場合はそれほど大きな変化はありません。 水を頻繁に、多量に飲んでいると気付いた場合には発熱や下痢、嘔吐、体重の変化など他の症状も出ていないかも合わせて確認しましょう。多尿でも太っている時は糖尿病や腎臓疾患の可能があります。また多尿でやせている時には甲状腺の異常やアミロイドージス、アジソン症の疑いがあります。 犬のの治療方法・対策 愛犬の様子をこまめに観察していれば、水を飲む量が増えたことにも気付けると思います。尿量を計るのは困難なので、飲んでいる水の量や回数、間隔を測ると良いでしょう。 また多飲多尿の際はおしっこが薄くなるので、そこでも判断できます。下記が各犬種の体重ごとの一日に飲む水の量の目安です。気温や運動量、環境にもよりますが、これよりもあまりにも飲む量が多い日が続く場合、普段と比べて急激に飲む量や回数が多くなった場合、目安量の二倍以上飲んでいる場合には速やかに獣医師の診断を仰ぎましょう。 ・マルチーズ/体重3kg 150cc前後 ・ウェルシュコーギー/体重10kg 500cc前後 ・スタンダードプードル/体重20kg 1000cc ・ゴールデンレトリバー/体重30kg 1500cc ※体重1kgあたりおよそ50cc前後が目安です。 多飲多尿の時に以下のように生活環境を整えてあげましょう。 ・トイレを清潔にする ・いつでも水が飲めるようにする ・散歩の回数を多くする

» 犬の吐く・嘔吐

苦しそうに吐く・1日に何度も吐く・激しく吐く 急性中毒 尿毒症 急性腹膜炎 くも膜下出血--> くも膜下出血 食後すぐに吐く 喉の腫瘍 食道炎 巨大食道症 食道狭窄 食後しばらくして吐く 胃腸炎 レプトスピラ症 肝炎・肝臓疾患 糖尿病 吐き気があるのに吐けない 胃捻転 十二指腸潰瘍 フィラリア症 心臓病 犬のの考えられる病気・病名 フィラリア症、消化器の病気、尿毒症、急性腎不全、腎炎、子宮蓄膿症、事故による頭部強打、腹部の腫瘍、悪性リンパ腫、糖尿病性ケトアシドーシス、感染症、内部寄生虫、異物を呑みこむ、中毒 --> 犬のの症状と原因 嘔吐は下痢に並んで消化器官の2大症状とも言える症状で、飼い主が最も気付きやすい症状の一つです。動物病院に診せに行く際に少しでも担当医が正確な診断をくだせるように、しっかりと内容を把握しておきましょう。犬が嘔吐する原因は沢山考えられます。巨大食道症・潰瘍・腹膜炎・胃腸炎・肝臓疾患・脳疾患など部位も様々です。吐く素振りをするのに、実際はでてこないなど吐き気があるのに吐けない場合は、胃捻転・腫瘍・十二指腸潰瘍・フィラリアなどが考えられます。 犬の嘔吐で一番多いのは過食や食中毒なのですが、先に上げた病気(もちろん他の病気である場合も)である可能性もあるので、血が混ざっていないか、また食後などどのタイミングで嘔吐するのかをチェックする必要があります。中でも混ざったいる血の色が茶色っぽくなっている場合は重篤な状態になっている可能性があります。すぐに処置を行わないと命に関わることもあるので急いで専門医の診断をうけまそ ちなみに消化の始まっているものを「嘔吐」、消化されていないものを「吐き出し」と呼び区別しています。「嘔吐」と「吐き出し」を見極めることで、ある程度原因をさぐることができます。口から出た吐瀉物がある程度消化されているものであれば嘔吐。消化されていない場合は吐き出しと分類されます。 一般的に嘔吐の場合は胃や小腸などにトラブルが見られ、吐き出しの場合は消化される前のものが吐き出されているため、消化器官の前、つまり食道のトラブルがあると判断ができます。また、嘔吐は下を向いて行うケースが多く、吐き出しの場合は再度食べることがあるのも判別の一つになります。ただし、これらだけに当てはまるケースばかりではありません。 胃腸のトラブルが原因の嘔吐ではなく、腎臓や肝臓などのトラブルによるもの、食道のトラブルではなく、実は嚥下困難(飲み込みが悪い)による吐き出しがあります。この場合は口の中や喉にトラブルを抱えている可能性があるので、普段の食事の状況をしっかりと見届けて、きちんと原因を突き止めることが大切ですね。 また、病気ではなく、体を正常に保つための生理現象として嘔吐する事があります。散歩の途中で道路わきの草を食べ後で吐き出す、もしくは味の濃い餌を食べて吐くなどは正常な行為なので問題ありませんが、このような理由もないのに嘔吐を繰り返す場合には、それは病気や中毒のサインとみなくてはいけません。特に一日のうちに何度も繰り返し吐く・吐き気をもよおす、いかにも苦しそうに吐く、激しく吐く、吐いたものの中に血や異常な内容物が混じっているなどの症状が見られる場合には重大な病気を患っている可能性があります。 犬のの治療方法・対策 吐瀉物の状態だけではなく、吐瀉した後の愛犬の様子もチェックしましょう。嘔吐した後に平然としている場合は、特に心配ない事が多いですが、吐いた後にぐったりとしていたり、いつもと様子が違うようであれば、病気によって引き起こされている可能性があります。また、基本的に嘔吐した後は胃腸を休ませるために12時間前後は絶飲食です。食事は愛犬に元気があれば24時間抜くのが理想的です。 絶飲食してもなお、嘔吐が止まらない場合は、体力の消耗と脱水症状が進行し、血圧が低下したりショック症状を起こす恐れがあるため、病院で診察をしてもらいましょう。獣医の指示のもと、絶飲食の加減と脱水症状にかからないように与えるお水の量などを把握し、ケアをしてあげてください。嘔吐の頻度が少なくなって来たら、消化のいいものを少しずつ小分けにして与えてあげましょう。 胃の病気にかかりやすい犬種や、胃の働きに異常がある状態であれば、普段から少量を数回に分けて徐々に与えて、食後にすぐ運動をさせずに一休みさせるようにすると胃拡張や胃捻転などを予防できます。また嘔吐の原因の多くが飲食物の不衛生や食べすぎなので、食べ物やお水の衛生管理に気を配り、愛犬に適した食事量を把握していることが予防に繋がります。子犬や老犬の時は命に関わるのでこと

» 犬の目の病気・異常

充血している 角膜炎 結膜炎 眼瞼内反症 アレルギー 目やにや涙がでる 角膜炎 角膜潰瘍 結膜炎 乾性角結膜炎 眼瞼内反症 流涙症 目の色がおかしい 角膜炎 白内障 肝臓疾患 緑内障 ぐったりしている ケンネルコフ(伝染性気管支炎) 犬ジステンパー フィラリア症(犬糸状虫症) 気管虚脱 肺水腫 僧帽弁閉鎖不全症 肺炎 --> 犬のの症状と原因 特にシーズーやペキニーズなど目が大きく露出した犬種の場合、犬同士のケンカや興奮、衝突で眼球が外へ飛び出してしまう場合が見られます。この際には水につけたやわらかいタオルなどで目を押さえ、とにかく急いで獣医師に連絡をとり緊急の処置を受けてください。

» 犬のしきりに体をかく

脱毛する 膿皮症 疥癬症 ニキビダニ症 ノミアレルギー 真菌症 内分泌疾患 耳をかく 外耳炎 耳血腫 耳疥癬 ミミヒゼンダニ感染症 フケがでる 細菌感染症 マラセチア 疥癬症 ツメダニ症 脂漏症 皮膚真菌症脂漏 赤くなる・ただれる マラセチア アトピー性皮膚炎 膿皮症 ニキビダニ症 扁平上皮がん ノミアレルギー性皮膚炎 犬のの症状と原因 犬が頻繁に体を掻く、壁に体を擦りつける、爪による引っ掻き傷や、歯による噛み傷ができている・・・というトラブルはよく見られます。人間でもありますが、一時的な乾燥や血流の影響でなんとなくムズムズするという事もありますので、ちょっとかいた位では心配はありません。でも頻度が高い、傷になっているというのは犬にとっても相当なストレスになるので早めに対処してあげて、不快な症状をなくしてあげたいですね。 まず、犬のかゆみがある皮膚トラブルで多いものは、皮膚に寄生するノミやダニ(毛包虫・疥癬)の寄生虫の感染や膿皮症やマラセチア皮膚炎・疥癬などの細菌やカビによる感染症です。この寄生虫や怪我の患部から最近が入り込んだ原因の場合は痒(かゆ)がって引っかいたり噛んだりしてから皮膚病による変化が現れてから痒がるようになります。おおむね体の後ろ半分を痒がる事が多いです。 その他、排気ガスやチリ・ほこり・花粉などを吸い込んだためや、合わないシャンプーや石鹸などによる皮膚の荒れやアレルギー性の発疹が出たためにかゆがるなどがあります。更に外的な原因だけ<>ではなく、内臓疾患によって皮膚が過敏になっていることもあります。このアレルギーが原因になった場合は、痒がってから皮膚病による変化が現れます。また、顔周辺に痒みが起こっている場合にはアトピーにかかっている可能性も考えられます。これは病院で処方されている薬が原因となっている場合もありますので、直ちに獣医師に相談しましょう。この場合、おおむね体の前半分を痒がることが多いです。 病気として多いのは、内分泌疾患などの自己免疫性疾患によるもの、腫瘍や食事制限による栄養失調などです。このように皮膚病と言っても原因は様々ですが、いずれにせよ回復には時間がかかる傾向があります。 注意したいのが、原因がはっきりしないのに、市販薬を使うという事です。市販の強い薬や用途の違う薬を塗ったためにかえって悪化させる事も少なくありませんので自己判断でお薬を使うのはやめましょう。自宅でケアする場合は天然成分安全なものを使用すると良いでしょう。また、引っ掻きすぎてただれたりした時には更に治療が難しくなります。早めに獣医師に診てもらいましょう。 犬のの予防と対策方法 梅雨時期から夏にかけて、湿気のために被毛が汚れやすくなるため、皮膚病にかかりやすくなります。丁寧なブラッシングやコーミングで被毛や皮膚の汚れを落とし、清潔に保ちます。 ハウスなどは湿気がこもり、カビや細菌なども繁殖しやすくなりますので、まめに掃除や消毒をしてください。風通しのよい場所にハウスを移すのもよいでしょう。また、この時期にはノミやダニの予防と駆除も必要です。もし、皮膚の状態に異常が見られたとき(発疹があったり、フケが多くでたり、ひどくかゆがるなど)は必ず獣医師にみせましょう。その際には「いつから痒がったか」、「どのように痒がるか」、「どこを痒がるか」、「どの頻度・程度痒がるか」などを正しく伝えられるようにしましょう。 検査は患部の一部を採取し、顕微鏡で調べます。この段階で寄生虫・細菌・カビなどの原因が判明します。そのいずれでもない場合はアレルギーが原因と考えられます。 ノミが原因となっている場合は、薬を使って駆除しましょう。成虫だけでなく、ノミの卵にも対応できるものを選んであげてください。 アレルギーが原因の場合にはアレルゲンを遠ざけるのは勿論、ステロイド剤をはじめホルモン剤、抗ヒスタミン剤などを使用して対処します。また食事に使用されている食材が原因になっている場合もありますので、市販のものでも材料は確認しましょう。病院でアレルギー用の食事を用意しているところがあるならそれを与えてあげるのが確実です。 皮膚病は完治が難しく、状態が悪化すればする程、治療が長期に、困難になります。愛犬に何か異変があったときにすぐに気付けるように日頃から注意しながら接し、少しでも異常を感じたら直ちに獣医の診断を受けましょう。患部を引っかいたり噛んだりして傷ができたり、そこが膿んだりしてしまうと愛犬は昼夜季節問わず常に苦しみ続けるようになります。治療時にも最新の注意を持ってあたりましょう。

» 犬の血尿・尿に異常

オス犬の血尿 尿結石 腎結石--> 腎結石 前立腺疾患 膀胱炎 膀胱腫瘍 タマネギ中毒尿道炎 腎炎 メス犬の血尿 膀胱炎 尿路結石 ストルバイト結石症--> ストルバイト結石症 尿がキラキラと光る 膀胱炎 子宮蓄膿症 前立腺肥大 腎盂腎炎 尿道炎--> 尿道炎 フィラリア 尿が濁る 膀胱炎 子宮蓄膿症 前立腺肥大 腎盂腎炎 尿道炎--> 尿道炎 フィラリア 犬のの症状と原因 犬のおしっこの回数が多い、排尿の量が少ない、尿に血が混じっている(血尿)、出ないけれども排尿の姿勢をくり返すなどがする犬は検査すると多くの確率で尿路結石か前立腺の異常、膀胱炎、前立腺の問題が疑われます。多く飲めば尿の回数も増えますが、多飲多尿も病気の症状です。尿道結石や膀胱結石結、腎臓結石にかかると、ナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどから形成されている尿石という石が尿路をふさぐと尿がほとんど出ない、あるいは全然出なくなり犬は大変苦しむので、すぐにでも病院に連れて行ってください。 尿がまったく出なくなる尿閉を起こすと高度の尿意頻発、冷汗、不安感、苦悶状態などの症状が出て、犬は2~3日間苦しんだり、最悪な場合は命に関わる事もある怖い状態です。少しずつしか出ない場合は一度に排泄できる量が少ない為、「トイレに立つ回数」は多くなります。尿石以外にも腫瘍を始めとする出来物が排尿を邪魔することもあります。手術などで尿石をとりのぞいても原因を解決させば再び尿石が形成されてしまいます。 加齢やホルモンの問題により、お漏らし(尿漏れ)をすることがあります。年を重ねることで膀胱の筋肉が弱まるためです。精神的ストレスがお漏らしに関わってくることもあります。尿に血が混じっていた場合(血尿)は腎臓、膀胱癌、前立腺、膀胱、尿道、前立腺などの問題による出血が疑われます。最も多い原因は尿結石や膀胱炎です。前立腺の病気や癌が原因になるものもあります。 尿の異常と共に、歩行がフラついていたり、口の内側が白っぽくなったり、呼吸が荒くなっている場合、脱水症状を起こしている場合はとても危険な状態です。すぐに専門家の診断を受けましょう。尿のトラブルは糖尿病や腎不全など命に関わる病気が原因となっていることも少なくないので、素人判断はせずに直ちに病院で診察を受けましょう。事前に確認を取り、血尿を容器に入れて持参した方がよければ排尿されたてのものを持って行きましょう。腎臓病や膀胱癌は進行してから症状が現れるため、手遅れにならないためにも日頃から、年に1回~数回は尿検査を含む定期健診を受けるようにしましょう。 タマネギ中毒によっても赤い尿がでます。犬猫にタマネギ、ニンニク、ニラなどを与えると血液中の赤血球が破壊されてしまい、貧血や嘔吐も引き起こしますので充分注意してあげてください。特に濃い黄色の尿が出た場合には肝臓に問題がある可能性があります。 犬のの治療方法・対策 便が健康状態の目安であるように、尿もまた体の健康状態をあらわします。そのため排尿に異常があるときは愛犬の体に何かしらの異常が起こって言える可能性があります。飼い主が犬の健康な時の尿の回数や色や量や匂い、透明度を知っていれば、何らかの変化が生じた時にはすぐに気付くはずです。日ごろから愛犬の尿を確認して異常が見られた場合には直ちに気付いて病院に連れて行けるようにしましょう。 簡単な症状として、今までより格段に多く排尿の動きを見せるなら膀胱炎、尿があまり出ないようなら結石が起きている可能性があります。尿石の対処方法は手術以外に尿石を溶かす処方薬を与える方法もあります。また水を多めに与えて意図的に排尿の回数を増やして、尿咳が小さいうちに排泄する方法などもあります。 前立腺肥大や前立腺膿瘍などの病気は若い頃に去勢手術をする事でリスクを大幅に減らすことが期待できる。去勢手術を行うかは、将来子供を生ませるかどうか、去勢した場合のメリットデメリットを考慮して判断しましょう。

» 犬の下痢・血便・便に異常

便に血が混じる・下血 胃潰瘍 鞭虫症 レプトスピラ症 犬パルボウイルス感染症 犬コロナウイルス感染症 下痢をする 回虫症 犬パルボウイルス感染症 ジステンパー 犬コロナウイルス感染症 膵炎・胃や腸の腫瘍 悪性リンパ腫 便の色がおかしい 犬パルボウイルス感染症 急性胃腸炎--> 急性胃腸炎 腸内寄生虫(鉤虫) 犬のの症状と原因 犬の便にうっすら血がついている、急に下痢をし始めたといっても、特に病的なものではない事も多々ありますので極端な心配は要りません。私達人間同様に食べ過ぎによる下痢や気候が影響して下痢する事もあります。 意外と知られていない所で、状態の良い便の後の鮮血や、少し固まったようなねっとりしたような血は肛門付近で起こっている出血で、人間で言う「痔」という事もあります。もちろん腫瘍である可能性も否めませんが、食事を見直し、すぐに落ち着くようであればさほど心配は要らないでしょう。 犬の場合、下痢の原因として最も多いのは外出の際や家庭内で愛犬が勝手にゴミや腐った食べ物を食べてしまうことです。また食事(食品や食器)の衛生状態が保たれていない場合などにも下痢を招きます。毒物を食べた恐れがある場合、下痢のほかにも症状がある場合にはすぐに動物病院で診察を受けましょう。便のサンプルを持っていくと検便がスムーズに行きます。事前に病院に確認を行い、許可が出れば運搬方法の指示を受けて持参しましょう。 また、犬(成犬)が牛乳を飲むと下痢をする場合があります。これは人間にもよく見られる症状と同じですが、犬は人間よりもはるかに事例が多いです。それは牛乳の成分中に含まれまる乳糖成分を消化する酵素が不十分の為に乳糖不耐性がおこるためです。他には食べ過ぎや、食べ物と合わない場合(食物アレルギー・食物不耐性)、一度に大量に食べ過ぎた場合にも下痢の状態になってしまう時もあります。 下痢を起こし、血便が見られる場合は、肝臓病や寄生虫が疑わしいですが、食べ物が便として排泄されるまでには、食道や胃・大腸などを通過するので、それらの通過する器官で出血が起きていれば血便として出てきます。目安として便全体に血がついている場合は、小腸や大腸前半からの出血が考えられ、便の外側の血は大腸後半からの出血が疑われます。ドス黒いタール状の便が出ている場合は病状が深刻な場合が多いのですぐに病院へ行くべきでしょう。 もしも下痢により体重が減っていくのなら原因は小腸にあると考えれます。大腸が原因の場合は体重はさほど変わりません。他に多飲になったり、おならがでるのも小腸が原因となっているものに多く、便にゼラチン状の粘膜が付いているのは大腸に原因があるケースが多いです。 細菌やウィルスに感染した時に下痢を起こすケースがあります。場合によっては同時に下痢と発熱があり体温を測って39.5℃前後より高いなら感染の可能性があります。その場合、激しい下痢が2日間以上続いたり、嘔吐や脱水症状といった症状も見られ、水状のような便・黒や茶色のタール便が出ます。体内に多数の寄生虫がいたりして慢性的な膵臓病等にかかっての負担や、精神的にショックを受けてしまうのも下痢の原因となってしまいます。また人間と同様に環境の変化などのストレスで体調を崩し、下痢の症状が出ることもあります。 犬のの治療方法・対策軽い下痢症状は、下痢止めの薬と味をつけたおかゆのような消化のよい食べ物を与えて安静にさせるか、1日くらい絶食させて消化器官を休ませることで翌日には治ってしまうこともあります。ただし脱水症状にならないように気をつけながら清潔な容器に入れた綺麗な飲み水や電解質を定期的適量を与えますトイレも清潔を常に清潔を保つように。 お腹を冷やさないように室内温度も調節します。回復したら下痢の要因をとりのぞきましょう。下痢が何日も続いたり、下痢と嘔吐をおこした時に、放置しておくと犬の生命にも最悪かかわってしまいます。家庭では手におえないので早めに獣医師さんの治療が必要です。原因が寄生虫であれば駆除薬を処方します。下痢を症状とするウィルスに対しては、普段からのワクチン接種で予防しましょう。 また、普段一緒に過ごしている家族が何日か家を留守にしたり、ワンちゃん自身がどこかへ預けられたりした時にはストレスで下痢や血便が起きることがあります。もとの環境に戻れば犬の精神状態が落ち着いて、ほとんどの場合治ります。ただ、ひどい下痢が続いて環境が戻っても長期間治まらないようでしたら、動物病院で治療を受けてください。寄生虫が原因となる場合には定期的なワクチン接種で予防しましょう。 <

» 犬の痙攣(けいれん)・ひきつけ

足を突っ張って口から泡を吹く てんかん ジステンパー 中毒 足や顔など部分的にピクピクとする ジステンパー ビタミン欠乏症--> ビタミン欠乏症 全身的にけいれんする 低血糖症 子癇--> 子癇 尿毒症 中毒 犬のの症状と原因 痙攣・ひきつけは、狂犬病、ジステンパー、破傷風、尿毒症、脳や神経の異常、内分泌の異常、低血糖症、不安・恐怖・悪寒、低体温症、中毒、強い痛み、犬の体が小刻みにふるえが起きる時があります。 お腹や背中に痛みの原因がある場合の症状として体が震える事があります。しかし脳に異常がある場合は突然倒れて発作を起こし、痙攣しながら、口をパクパク動かしたり、泡を吹いたり、手足を突っ張ったりバタつかせたり、失禁したりといった症状が重複して発生します。突然始まるので飼い主さんは驚いてしまうと思いますが慌ててゆすったり、大声を出したりしないように注意して下さい。 新しい家具や食事、ツヤ出しや消臭剤を生活環境に取り入れた場合、散歩などで外出した場合は中毒の可能性もあります。 頻繁に繰り返すものや、不定期的に発症するものもあります。痙攣が一時的で、一定時間過ぎると元通り元気に戻る場合にはてんかん発作が疑われます。てんかん発作が起きている時間は短ければ数十秒、長ければ一時間かかることもあります。まったくの健康体でも雷や花火の音、地震などで恐怖を感じ、不安の為に体が震えてしまうことがあります。 痙攣に似たようなふるえが止まらない時は、低体温症(怪我や重い病気などにより体が衰弱してしまい体温が下がった大変危険な状況)・内分泌の異常(ホルモンバランスが崩れて気温や温度などに対して、体の働きを微妙な調節や体温や体の水分バランスがうまくいかない状態)・中毒・低血糖症・大きなケガによりますショック状況が考えられます。 犬のの治療方法・対策 過去の体験や雷などで犬が不安や恐怖を感じて震えが止まらない場合には、犬を優しく抱きしめて、話しかけて、安心させてあげましょう。一時的な寒さにより、体を震わせて体温を上げようとしているなら、暖かい場所へ移してあげれば次第に震えは収まります。 何か持病があれば、その病気によるひきつけである事もありますので至急専門医のもとへ連れて行きましょう。ただし、発作により痙攣している場合は、無意識下でも急に暴れたり口を開閉することもありますので、むやみに犬の体に触れたり、口元付近に手を置かないようにしましょう。 発作中に急に動いたり、発作後に立ち上がったり動き出したりした際に怪我をさせてしまわないよう犬の近くに固いものや尖ったものがあれば遠ざけ、首輪やリードを外し、呼吸の様子を確認して、犬が落ち着くまで待ちます。(ただし呼吸や脈が止まっている場合は除きます)発作後15分ほどは犬自身の意識が混乱していますので、それを待ってから犬を病院まで連れて行きましょう。ジステンバーなどはワクチンの予防接種を行うことで感染のリスクを減らすことができます。 いずれのケースにしても、早めに獣医師に診せて、いつ、どんな状況でどんな症状があったかを、痙攣・ひきつけを起こす前後の様子を正確に伝えましょう。そのためには、愛犬が急に異常を起こしても飼い主は落ち着いて行動することが肝心です。診断後、各原因にたいする治療法を担当医とすることになります。

» 犬の便秘

排尿困難もある 会陰ヘルニア--> 会陰ヘルニア 前立腺肥大 吐き気・嘔吐もある 巨大結腸症 腸重積--> 巨大結腸症 腸重積 回虫症 犬のの症状と原因 犬も食べ物や生活環境によって便秘になります。また腸に良いとの理由から繊維質の多い食べ物であるサツマイモやキャベツなど与え続けると、逆に多すぎる繊維質によって便がかたくなり、便秘になります。食べ物についた砂などを大量に摂取した場合も、便が硬くなって腸の中を通りにくくなり便秘になります。神経質な犬では排便しにくい環境におかれているためにおこる事があります。その他、病気も例外ではありませんので注意が必要です。 犬のの予防と対策方法 被毛の長い犬種では、肛門周辺の毛がかたまり肛門を塞いでしまうために便が出なくなる事がありす。日ごろから肛門のまわりの被毛ブラッシングをしたり、伸びすぎた被毛を適度に切りそろえてやることが必要です。

» 犬のショック状態になる

原因が脳 水頭症 熱中症 原因が内臓 心不全 心筋症 急性腎不全 胃拡張胃捻転症候群 その他の原因 犬パルボウイルス感染症 アレルギー反応 アナフィラキシー 敗血症--> アナフィラキシー 敗血症 犬のの症状と原因 心不全、感染症のほかにケガを負ってショック症状に陥ることもあります。ショック症状とは心臓は動いているが意識がない、血圧が異常に低下した状態の事をいいますが、呼吸はしているとしていない場合があります。全身の血圧の低下の状態が長く続くと、死んでしまう事もあるのでかなり危険な状態といえます。 犬のの予防と対策方法 ショック症状があるかどうかの見分け方は、歯茎を指で抑えつけ、白くなった部分が2秒以内に赤く戻れば正常の範囲内。2秒以上かかる場合はショック症状があるといえます。呼吸をしていなければ直ちに人工呼吸を。後は一刻も早く病院へ連れて行くことを考えて下さい。 犬のの応急手当は状況確認から 現場では目で見る、手で触る、耳で聞くしか手だてははありませんが、まずは犬の状態を確認することが大切です。あくまでも応急手当は緊急時のとりあえずの処置です。できれば電話で専門家(獣医師)に助言をもらいながら、処置ができればベストです。そして、できるだけ早く病院に連れて行き、診断と治療は獣医師に任せましょう。誤った応急処置はかえって症状を悪くすることになりかねません。しかし、災害時などには、獣医師に電話をすることも、すぐに病院へ連れて行くこともできなくなる恐れがあります。こうした緊急事態は突然起こることなので、普段から最低限の応急手当の仕方を練習しておくとよいでしょう。 犬ののタイムリミットは15分 心臓が停止して、5分経過すると脳死が起こる。心臓マッサージで多少は血液が脳にも送られていることを考慮しても、15分間人工呼吸と心臓マッサージをしたにもかかわらず、もとに戻らない場合は、それ以上続けても助かる見込みはないと考えられます。

» 犬の出血する

痒みやただれを伴う 膿皮症 疥癬症 ニキビダニ症 ノミアレルギー 嘔吐物に血が混じる・吐血 胃潰瘍 フィラリア症 胃がん--> 胃がん レプトスピラ症 急性中毒 鼻血がでる ケガ フィラリア症 歯槽膿漏 鼻腔腫瘍 血小板減少症--> 鼻腔腫瘍 血小板減少症 便に血が混じる・下血 胃潰瘍 鞭虫症 レプトスピラ症 犬パルボウイルス感染症 犬コロナウイルス感染症 犬のの症状と原因 出血は、原因が何であれ緊急事態です。まず、どこから出血しているのかを確かめて下さい。出血場所は体の内部と外部に分けることができます。体内でおこった場合、口や鼻から流れ出るか嘔吐物にまじるあるいは便や尿に混じります。 犬のの予防と対策方法 ケガ以外の原因、たとえば、犬が皮膚ガンにかかっている場合にも、ガン病巣から血液やうみのまじった体液が流れ出る事があります。犬は非常にガンになりやすい動物で、と りわけ年をとった犬でのガンはめずらしくありません。日頃から犬の身体にさわり、被毛を逆なでるようにして皮膚に異常がないかどうかをチェックしていれば、ガンがひどくならないうちに発見し早期に獣医師に診断を依頼することができます。

» 犬の脱毛(毛が抜ける)

痒みやただれを伴う 膿皮症 疥癬症 ニキビダニ症 ノミアレルギー 痒みやただれを伴わない・少ない 糖尿病 真菌症--> 真菌症 クッシング症候群 甲状腺機能低下症 脱毛症 犬のの症状と原因 犬は春から夏にかけて著しく脱毛します。これは気温の上昇に身体が反応して冬毛が抜け落ちる(換毛)のためで病気ではありません。また普段から季節に関係なく、常に少しずつ抜けかわり、そのあとに新しい毛がはえて正常な状態を保ちます。しかし、春から夏以外の季節に、全身の毛または一部の毛が異常に抜け落ちるようなら、皮膚病・ホルモン分泌異常・外部寄生虫などが考えられますので獣医師に診てもらいましょう。

» 犬の脱水を起こす

嘔吐・下痢がある 腎不全 犬パルボウイルス感染症 コロナウィルス 膵炎 熱がある 熱射病・熱中症 犬ジステンパー 犬パルボウイルス感染症 犬伝染性肝炎 犬のの症状と原因 脱水症状とは、その字の通り体内の水分量が減る状態のことで、急性胃炎、下痢、急性腎不全、腎炎、重い感染病、熱中症などで誘発されます。犬の場合、尿や便、よだれ、鼻水、吐く息の中の水蒸気などの形で常に水分が失われています。吐いたり下痢を起こしていると、大量の水や電解質(主にナトリウム)が失われ脱水症状となります。さらに発熱した際には、体はより多くの水を必要としますのでいっそうの脱水が起こりやすくなります。 犬のの予防と対策方法 体内の水分量が10%以上失われると、生命にかかわってきます。症状が軽いうちに、スポーツドリンクや砂糖を溶かした水などを口から直接与えます。この際に普通の水を与えてしまうと体内の電解質のバランスがくずれ、かえって症状が悪化する場合がありますので注意が必要です。

» 犬の頭を強くふる・耳をかく

嘔吐がある 外耳炎 耳疥癬 中耳炎--> 中耳炎 外耳道の異物 犬のの症状と原因 犬の耳の中は複雑で、人間よりも通気性が悪くなっています。そのために外耳炎などの病気をおこすことがめずらしくありません。頭を回転させるようにふったり、何度も後耳で耳をかいているしぐさがあったら、耳の内部に異常があると考えられます。 多いのは耳の内部に虫や草の実等の異物が入っている・ダニが寄生している・細菌などが感染し外耳炎を起こしてるなどです。飼い主さんが自分で取ろうとするのは危険ですので、必ず獣医にみてもらいます。そのまま放置し、悪化すると外耳炎やその周辺が皮膚が厚くなって、耳道をふさいでしまう状況になってしまう時もあります。 犬のの予防と対策方法 菌を確認できたら、それにあった抗生物質を使います。耳抜きをしてきれいに消毒してから耳道に軟膏クリームを塗ります。耳を消毒する時には、オイルや刺激のない消毒液を利用してください。逆に頻繁に耳そうじをすると、炎症を酷くしてしまうので注意が必要です。月に一回ぐらいで、湿らした綿棒・柔らかい綿で耳あかや汚れ・分泌物をやさしく丁寧にふきとってあげましょう。

» 犬のチアノーゼ

病気や疾患が原因のもの 心房心室中隔欠損症 気管虚脱 肺水腫 気管支炎 気管支狭窄 肺炎 病気や疾患が原因ではないもの 肝炎 扁平上皮がん 口内炎 歯周炎 歯槽膿漏 犬のの症状と原因 唇や舌が青色がかったり、青紫色になる症状をチアノーゼといいます。犬がこのような症状を示したら緊急事態です。これは血液中の酸素が極端に不足するためにおこります。何らかのショックによって心臓が送り出す血液の量が減少した・熱中症もしくは厳寒にさらされ体温が低下した(低体温症)・肺炎・ケガによる多量の出血などが考えられます。ほかに、チョークチェーンなどの扱いを間違えて首が絞まりすぎた場合などにも同様の症状を起こします。 犬のの予防と対策方法 チアノーゼを起こした状態は、犬の生命にかかわる緊急事態です。応急処置など飼い主にできる事はほとんどありませんので、速やかに獣医師に診てもらいましょう。

» 犬のよだれがひどい

吐き気もある 食道炎 食道梗塞 咽頭炎 気胸 口臭もある 肝炎 扁平上皮がん 口内炎 歯周炎 歯槽膿漏 咳がある 肺水腫 気胸--> 気胸 ジステンバー レプトスピラ症 犬のの症状と原因 調節は主に口呼吸によって行なっています。そのため、暑いときには口からよだれを流すようになります。特に口吻の短い犬種や下唇がふかい垂れている犬種は、普段からよくよだれを流しています。よだれが健康時よりも異常に多かったり、あぶく状になっている、よだれに血がまじっている、においがひどいなどの場合には重大な病気かケガをしていると考えます。よだれがひどい・口臭がひどく・食欲もあまりないなどのほかに咳や発熱がともなうなら病気を疑い、獣医さんにみてもらいましょう。

» 犬の目やに・涙がでる

充血している 角膜炎 結膜炎 眼瞼内反症 アレルギー 目やにや涙がでる 角膜潰瘍 結膜炎 乾性角結膜炎 眼瞼内反症 流涙症--> 流涙症 目の色がおかしい 角膜炎 白内障 緑内障 アレルギー 犬のの症状と原因 目やには、おもに眼球の表面の角膜の傷や炎症、まぶたの内側の結膜の異常などの理由により起こります。プードル、やコッカー・スパニエルに大変多い逆さまつげや何からの感染症にかかっても目やにが出ることはあります。目やにが黒っぽく、目のふちに付着している程度ならあまり心配いりません。 犬のの予防と対策方法 しかし、黄色く粘液性の膿の様な目やにが出たり目が赤く充血したりしている場合は目の病気と考えられます。涙が止まらない原因としては、目の表面を流れた涙を鼻腔へと流しだす涙小管が詰まる病気(流涙症)が考えられます。目はとてもデリケートな部位なので、飼い主が診断したり治療する事は困難です。軽く考えずに獣医師に診てもらいましょう。 犬ののお手入れの方法 目やにが出ているときは犬用の洗眼水(人工涙液でも可)などで流し、ぬるま湯に浸したガーゼや脱脂綿、コットンや綿棒などを使い分けて丁寧に優しく取り除いてあげましょう。目やにを乾いたまま放置すると涙やけになることがあります。予防のためにも目やにはこまめに取り除いてあげてください。 犬のの注意したい犬種 プードル コッカー・スパニエル

» 犬の呼吸がおかしい・咳をする

乾いた咳 フィラリア症 心不全 僧帽弁閉鎖不全症 喉頭炎 気管虚脱 胸水 湿った咳 ケンネルコフ 気管支炎 肺炎 心臓弁膜症 夜中に集中して咳をする 気管虚脱 肺水腫 犬のの症状と原因 運動後や興奮した後に呼吸が荒くなるのは正常なことですが、起因が何もない時に呼吸がおかしくなったら、重大な病気やケガの可能性があります。症状としては、苦しそうな呼吸をする、浅くて早い呼吸をする、たんが絡んだような咳をする、咳をする、等があります。 普段とは違う、苦しげな呼吸したり、浅くて速い呼吸をしたり、異常な咳が出るようなら、重大な病気である可能性があります。呼吸の異常でももっとも緊急を要するのは、ゆっくりした苦しそうな呼吸をしている場合です。ケガをして胸腔の内部に血液がたまっている事が考えられます。異物がのどにつまったり肋骨が骨折したりしていると、痛みのために浅くて速い呼吸をします。運動をしたりじゃれついたり興奮して少しの間、呼吸があらくなるのは心配いりませんが、それ以外で異常な呼吸をしたら、出来る限り早く獣医師に診てもらいましょう。 合わない場合(食物アレルギー・食物不耐性)、一度に大量に食べ過ぎた場合にも下痢の状態になってしまう時もあります。 犬のの症状と原因家庭で、呼吸や咳の種類は判断付きません。呼吸の異常や咳は深刻な病気にかかっている場合がありますので、直ちに獣医師に診断・治療を行ってもらう必要があります。何時ごろから異常が出たのか、どんな時に酷くなるのかを獣医師に具体的に伝えてください。原因によってそれに見合った適当な治療を受けます。

» 犬の歩き方がおかしい・骨折

足をひきずる 糖尿病 寄生虫 胃潰瘍 甲状腺機能亢進症--> 甲状腺機能亢進症 ギクシャク・チョコチョコ小股で歩く・立ち上がりづらい 口内炎 歯周病 心不全 膀胱炎 肝炎 犬のの症状と原因 歩行異常の症状として、フラフラして歩く…神経麻痺・脳の障害。先天性のものや事故によるものも。 足を引きずって歩く…脱臼・股関節の異常・骨折・脳の障害・脊椎の損傷や病気。患部が熱をもち、腫れる。 片足を上げて歩く…骨折・ケガ・脳の障害 足の形がおかしい…股関節の異常・脱臼・くる病などがあります。 また他に、散歩や運動が好きだった愛犬がある日を境に出かけることを嫌がったり、出かけてもすぐ疲れてしまったり、歩く事を嫌がったり、歩くときに痛みを感じていたり、階段の上り下りが嫌がったり、飛び跳ねたり、走ったりしなくなった、容易に立てなくなったというのも異常の症状です。 散歩中や運動途中で植物のトゲや鋭く折れた木の枝が足の裏(肉球)に刺さったり、ガラスの破片または金属を踏んで足を切ったなどのケガが多いです。高いソファーなどから飛び降りや、交通事故などの関節の損傷と骨折が原因のこともあります。異物が刺さったり、軽い切り傷の場合は消毒して1~2日で治ります。しかし傷口が大きく、ひどく出血しているようなときは緊急に動物病院に、縫合などの手術を受けさせなくてはいけません。 外傷が無いのに足を持ち上げて歩く時は、骨折や脱臼のほか遺伝などの先天的な関節異常(股関節形成不全)や靭帯の断裂、レッグ・パーセス病、さらには骨の癌、寄生虫や感染症が疑われます。激しい運動をしすぎた場合には靭帯を切ったり、間接の軟骨や骨膜を痛めたり、それにより脱臼したりします。飼い主が治療する事はできないので、直ちに動物病院へ連れて行かなければなりません。 犬のの治療方法・対策  犬はもともと我慢強く、人間と違って「痛い」と伝える術を持ちません。そのため犬が傷みを訴える時には、かなり症状が悪化してしまっていることになります。処置が手遅れにならないように、何か異常が起きた時にすぐに気づけるよう、日頃から普段の立ち姿や歩き方などをちゃんと確認しておきましょう。  ある日を境に出かけることや動くことを嫌がるようになった場合は異常のサインかもしれません。愛犬の体におかしな箇所や痛がる箇所がないかを足の裏、肉休、指の間など、異物や外傷、ダニや爪の形など、こまかによく確認しましょう。  また太っていると走ったりジャンプしたりした際に間接に大きな負担をかけるため関節、靭帯を痛めたりしやすいので、肥満にならないように愛犬が幼い頃から食事・運動などの生活習慣に気を配る・成犬なら生活習慣を見直すことで予防することができます。ただし、犬の運動系の大会などに向けての過度な練習はかえって関節や軟骨に負荷をかけ、関節炎など招きかねません。無理をさせすぎないように注意しましょう。 関節炎はどんどん悪化していくので、早期発見・早期治療が重要になります。治療には適切な食事と運動を行うほか、薬による治療、場合によっては外科手術を行います。 室内飼いの場合、床がフローリングですと、走ったり、ジャンプしたり、高さのあるところから飛び降りたりした際に関節や骨を悪くする可能性があります。事前にカーペットなどを敷くなどをして予防しましょう。犬を運動系の大会にエントリーさせる予定があるのなら、生後一ヶ月くらいには足腰の検診をうけるのがお勧めです。

» 犬の体重のやせる・太る

食欲があるのに痩せる 糖尿病 寄生虫 胃潰瘍 甲状腺機能亢進症--> 甲状腺機能亢進症 食欲がなく痩せる 口内炎 歯周病 心不全 膀胱炎 肝炎 太る クッシング症候群 甲状腺機能低下症 犬のの症状と原因 人間と同じように犬も体重の変化は健康状態のバロメーターになっています。日常の生活環境が変わってないのに急に太ったり痩せたりしましたら病気が原因・食生活に問題がと考えなければなりません。食欲がなくてやせたケースには、慢性の病気にかかっている可能性があります。発熱が続いたり・腫瘍ができていてら食べても栄養の吸収の環境がうまく機能せずに悪くなってやせてしまいます。普段とかわらず食欲あるのにやせてきているのは、非常に問題です。人間にあります現代病の糖尿病や心臓病・腸炎・腸内寄生虫の寄生などがあります。 犬のの予防と対策方法 やせてきた原因に栄養失調が多いです。飼い主さんがワンちゃんが大きく太りすぎたりしてはいけないと考えて食事の量を減らしたり、一日の必要な栄養分を得られないために起こっているのです。免疫的な抵抗力低下を起こしてしまい、病気を誘発しやすくなります。反対に太り始めても問題です。カロリー摂取量が多いのに運動不足のために太った時に、徐々に心臓や身体に負担を与えて様々な病気になるようになります。現代人と同様に食事の偏りや間食の原因で、生活習慣病や肥満に苦しむ犬が最近増えてきてます。ワンちゃんの体型にあった食べる量を選び、体質に合った食事と運動をとる事が必要です。

» 犬の発熱

嘔吐がある ジステンパー 肺炎 イヌ伝染性肝炎 咳がある・呼吸が苦しくなる ケンネルコフ 肺炎 肺水腫 斜頸がある・倒れる 中耳炎--> 中耳炎 外耳炎 熱射病 犬のの症状と原因 犬の体温(平熱)は、小型犬38.6~39.2℃・大型犬37.5~38.6℃です。犬の平熱は人間より高いので、発熱すると40℃前後になることが多く耳のつけ根に手をあてたりひたいに触れますと体温が高いとわかります。熱そのものは病気ではなく、症状の1つですので、解熱剤によって一時的に下げても、原因をつきとめて治療しなければ、危険な状況になります。 犬のの予防と対策方法 いろんな感染症・中毒などのほかに、暑いときになりやすい熱中病・日射病にも発熱がおこります。真夏の日陰のない場所や密閉した家や車の中にいますと熱中病になります。 夏場の散歩は涼しい時間帯を選んで負担をかけないようにしましょう。 犬のの関連情報 犬の体温は先端の肛門に体温計を入れると正確に計れます。人間用では流用できないので犬用の体温計を用意するとよいでしょう。体温計を計る時にこわがる場合もあるので、2人1組でおこない犬を抱きながら安心させてるようにしましょう。体温計が動かないように入れている間は側にいて体温計をおさえておきます。普段の生活で体温が一定ではないので午前中は低く午後が高めになります。普段から犬の平熱を把握しておくことは重要です。

» 犬の足の麻痺(まひ)

背中や首を触ると痛がる・散歩を嫌がる 椎間板ヘルニア 変形性脊椎症--> 変形性脊椎症 遺伝要素のあるもの ナルコレプシー ウォブラー症候群--> ナルコレプシー ウォブラー症候群 犬のの症状と原因 一日の生活の中で長時間において背骨や首の骨に無理な力が加わったり、不意の事故で背中を強打した犬は、下半身や全身のマヒをひきおこしてしまう事があります。脊椎の骨の間にはさまっています椎間板が圧迫され押しつぶされた(椎間板ヘルニア)・はみ出した部分が背骨を通っています神経や、そこから枝分かれしています末梢神経を圧迫されておこる強い痛みやしびれがおこる症状です。 椎間板ヘルニアはダックスフントやビーグル・コーギーのように胴長短足で負担が起きやすかったり、老犬では加齢による骨の変性も起こってくるケース、激しい運動を繰り返しているとなりやすいです。体重の重い大型のゴールデンレトリバーなども多いです。また首をひっぱたりのけぞったり、傾斜のあります急な階段をひんぱんに降りたり昇ったりすると首の椎間板ヘルニアをおこす事があります。 犬のの予防と対策方法 犬を抱いていて降ろす際、途中で手を離して跳び降りさせる行為なども負担になります。抱き上げる際にはお腹の下を手で優しく支えてあげて、地面と水平に抱いてあげるようにして椎間板への負担を軽減できます。降ろすときもゆっくり同じ様にしてください。室内では、フローリングの床で滑ってしまって、脊椎に負荷がかかり急性で発生しやすいので注意してください。絨毯などで滑らない環境も必要になります。
犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。