• HOME
  • 犬の目やに・涙

犬の目やに・涙

犬の病気 症状別一覧
​ ​

» 犬の角膜裂傷

犬のの症状と原因 角膜の表面に傷がついた状態で、角膜炎によく似た症状をあらわします。 犬のの治療方法・対策 小さな傷の場合は角膜炎と同様の点眼薬による治療をおこないます。角膜を保護するために上下のまぶた(眼瞼)や第三眼瞼をそれぞれ縫い合わせて、眼帯の代わりにすることもあります。裂傷が大きかったり角膜に深い穴があいているような場合、角膜の縫合が必要になることもあります。

» 犬の犬伝染性肝炎

犬のの症状と原因 この病気は、 犬アデノウイルスI型=CAV-I(以降このように記します)の感染によっておこる伝染病です。発症してしまった場合重篤な急性肝炎をおこし死に至ることもある恐ろしい病気です。そして感染した犬の尿中には数カ月間にもわたりウイルスが排泄され続けるので大変感染力に富んでいます。 初期には鼻汁、 発咳、流涙とともに元気食欲の喪失、さらに41度にも達する高熱が見られます。症状が進むと黄疸、腹痛、下痢、嘔吐、そして扁桃腺の肥大などがあらわれますが抵抗力の弱い仔犬ではこの時点で急死することもあります。成犬などで回復期に移行したものには、しばしば片目に角膜炎がおこり目が白く濁って見えるようになる(ブルーアイ)を呈することがありますが、自然回復することも多いようです。 犬のの治療方法・対策 ウィルスを殺す有効な治療法はないため、対症療法・補助療法が一般的治療になります。7種混合ワクチンの中に組み込まれているアデノウィルス 2型ワクチンで予防可能です。とくに犬伝染性肝炎に対する免疫は効果的に働くので、このように他のウィルスを使っても良好な免疫ができる。

» 犬の結膜炎

犬のの症状と原因 結膜炎は瞼結膜・球結膜が炎症を起こしている状態です。原因は、犬が目を強くこする・目に毛が入るなどの物理的な刺激・シャンプーや薬品などによる刺激・ほこりや植物種子、毒物性スプレー・細菌などの微生物が入ってしまうという事が考えられます。片目の場合は物理的刺激・アレルギー・両目の場合は微生物による感染症と考えられます。 眼の中の異物・ウイルス感染が原因の場合、涙液産生の減少が細菌や真菌を増殖させて、感染症を起こすようになります。症状は、充血、黄緑色の目やになど。結膜は共に外界と直接ふれるため、さまざまな原因によって炎症を起こした結果、目やに・充血・涙目・浮腫・かゆみ・痛みなどがおこります。 犬は、痛みやかゆみがあるので、目をこするしぐさや床に顔をこすりつけたりなどをし、そのため、まぶたのまわりが赤くなったり、涙や目やにが多くでて、目の周りが濡れるようになります。 新生子結膜炎は、生後間もない子犬が眼を開く前後、約10~14日の間に起こります。子犬は、新生子結膜炎を起こしやすい傾向があります。眼瞼は腫れぼったくなり、目やにがみられることがあります。 犬のの治療方法・対策 まず原因が何なのかをつきとめましょう。毛が入っている場合は、毛を抜きます。細菌のウィルス感染が原因の場合は、抗生物質の目薬や眼軟膏で治療をします。シャンプーなど化学薬品が原因なら、まず、目の洗浄が必要です。痒みのために目をこすりすぎる場合は、エリザベスカラーをつけて、こすったりかいたりさせなうようにしましょう。 毛の刺激が原因であれば、飼い主さんが毛を抜いたりして刺激の原因を取り除いてください。全身性の病気が原因なら、その病気の治療をします。

» 犬のジステンバー

犬のの症状と原因 ジステンバーは排泄物中に出るジステンバーウイルス(感染犬の分泌物)が 空気により伝播し感染する非常に死亡率の高い伝染病です 。 特に冬期時、寒く乾燥した環境で伝染が強まります。(-10℃で半年以上、4℃で7~8週、室温で7~8日、感染力を維持) 高い熱・下痢・嘔吐・目やに・鼻水・クシャミが出て、元気・食欲がなくなり、呼吸器や消化器系の障害を起こします。病気の進行が進み末期になると、痙攣など神経系にも症状が現れます。ワクチンで予防できる病気ですので、幼犬時のワクチンと老犬になってからの、追加ワクチンを欠かさずに受ける事が大切です。 犬のジステンバーは死亡率の高い病気の一つといえます。接触感染ではなく、空気感染という容易な感染経路であることから、多頭飼いの方は全ての犬にワクチン接種をして下さい。 犬のの治療方法・対策 早期であれば、免疫血清の大量投与が有効であることもありますが、二次感染を防ぐために、サルファ剤・抗生物質・副腎皮質ホルモン剤・ビタミン剤なども併用します。症状に対しては整腸剤や抗てんかん剤・脳代謝賦活剤などの対症療法を行ないます。治療中は、体温低下を防ぎ、安静にさせてあげることが体力の温存につながり大切になります。

» 犬の副鼻腔炎

犬のの症状と原因 鼻炎を放っておくと炎症が奥の副鼻腔にまで広がって、ひどい時には蓄膿症になってしまいます。症状が軽いときははっきりとした症状はありませんが進行して慢性化すると、ネバネバした鼻汁が出続けてくしゃみや苦しい呼吸音が聞こえて、口を開け続けて呼吸します。鼻の上が腫れていたり、触ると柔らかく膨らんでいたり、堅くもり上がることもあり痛みがあり、水っぱい鼻汁や血液が混じった・膿のような・ドロドロした鼻汁などが起こります。鼻が詰まっているので、涙が出たり、目やにが出たりします。 副鼻腔は、鼻腔の奥に続く、空洞になっており、内側は粘膜で保護されています。鼻炎が奥まで広がって伸びますとその深部の副鼻腔まで炎症が起きます。それが悪化すると、蓄膿症になります。また上あごの歯がぐらぐら揺れて、根元・歯肉が化膿や炎症してしまうと炎症が起きて副鼻腔に及ぶケースも度々あります。 犬のの治療方法・対策 内科的治療によって改善を図りますが、鼻腔に直接的な治療としてネブライザー(吸入器)などを併用する場合もあります。また、膿や炎症によって患部に溜まったものを直接、チューブなどを挿入して洗浄したり洗い流す方法で回復に進むようにします。
犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。