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眼瞼外反症

<症状と原因>
眼瞼内反症とは逆に、まつ毛と眼瞼が外側に反転して結膜表面の 赤い色をした粘膜の一部が露出した状態を眼瞼外反症といいます。

おもに、顔面の皮膚がルーズな犬種に多く、例えばセント・バーナード、 ブルドッグ、などに多発する先天的疾患と考えられています。

<治療の方法>
軽度の眼瞼外反は、とくに高齢犬では一般的です。この症状の犬は、 毎日眼を調べ、ぬるい食塩水で湿らせた脱脂綿か市販の限洗浄液で、 露出した結膜艮洗浄します。さらに重度の場合は、 眼瞼をつり上げるなどの手術が必要となります。

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