鍼灸

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

●最近広まってきている犬の鍼灸治療。もし心配でしたら電気針やレーザー針があるところへお願いしましょう●

鍼灸治療とは、その字の通り、鍼や灸、指圧により、全身の表面にある各症状の治療点(ツボ)、もしくは全身のツボを結んだ線(経路)に刺激を加える事により、自然治癒力を向上させ、免疫力を調節し、身体を健康な状態に戻したり、病気を改善させたりする東洋医学の治療法です。特に鍼は体すべてのシステムに対して働き、生理作用を促す効果があります。心臓病に対しては、呼吸器系の症状を改善させたり、自己免疫作用を高める効果が確認されています。

「体に鍼を刺す事で愛犬にとってストレスになるんじゃないか?」と不安を感じられる飼い主の方が多いと思います。しかし実際は鍼治療を行う事でエンドルフィンを放出させ犬をリラックスした状態にさせます。その気持ち良さに治療中にも関わらず、犬が寝てしまう事も多いようです。確かに、犬は最初鍼を見て、それ自体に怖がりはするものの、数回治療を行えば、大半の犬が自ら好んで受け入れるようになるそうです。

愛犬に鍼を刺す事にどうしても抵抗があるようなら、現在では電気鍼や、レーザー鍼を扱っている病院もありますので、相談してみると良いでしょう。代表的な心臓病や咳に対して行うツボは胸部に2箇所あります。心疾患のツボは胸骨の三本目と四本目の間で、咳に効くツボは中府(二本目の胸骨の箇所)です。しかし、いきなり自分で行ったりせずに、必ず専門の方の指示を仰いでから行いましょう。

犬の心臓病特集
特集目次
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犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。