髄膜炎とは、脳や脊髄を覆う髄膜という部分が炎症を起こす重病で、主に細菌性髄膜炎と、無菌性髄膜炎の2種類があります。髄膜炎のうちの多くは、細菌が歯や耳の病気から血液を介して侵入し、発症に至る細菌性髄膜炎で、重い後遺症が残ることがあります。無菌性髄膜炎の原因は現在不明ですが、こちらは比較的軽症で、治る可能性があります。症状は、発熱、痙攣、突発的な痛み、歩行異常などがあります。
脳脊髄駅検査、X泉検査、ルーチン検査などを行い、コルチコステロイドや抗生物質、を用いる内科療法を中心に治療していきます。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |