出血は、原因が何であれ緊急事態です。まず、どこから出血しているのかを確かめて下さい。出血場所は体の内部と外部に分けることができます。体内でおこった場合、口や鼻から流れ出るか嘔吐物にまじるあるいは便や尿に混じります。
ケガ以外の原因、たとえば、犬が皮膚ガンにかかっている場合にも、ガン病巣から血液やうみのまじった体液が流れ出る事があります。犬は非常にガンになりやすい動物で、と りわけ年をとった犬でのガンはめずらしくありません。日頃から犬の身体にさわり、被毛を逆なでるようにして皮膚に異常がないかどうかをチェックしていれば、ガンがひどくならないうちに発見し早期に獣医師に診断を依頼することができます。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |