唇や舌が青色がかったり、青紫色になる症状をチアノーゼといいます。犬がこのような症状を示したら緊急事態です。これは血液中の酸素が極端に不足するためにおこります。何らかのショックによって心臓が送り出す血液の量が減少した・熱中症もしくは厳寒にさらされ体温が低下した(低体温症)・肺炎・ケガによる多量の出血などが考えられます。ほかに、チョークチェーンなどの扱いを間違えて首が絞まりすぎた場合などにも同様の症状を起こします。
チアノーゼを起こした状態は、犬の生命にかかわる緊急事態です。応急処置など飼い主にできる事はほとんどありませんので、速やかに獣医師に診てもらいましょう。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |