犬の先天性の奇形

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症状と原因

犬の先天性の奇形
症状と原因

生まれつき心臓の中にと穴があいていたり、太い血管が胎生期にあった血管の名残でつながっていたりし、動脈血と静脈血が混ざってしまっているなどの状態を先天性のと言います。大動脈が心臓から出て行く部分が狭くなっていたりするものがあります。

体重が増えない・チアノーゼにより口唇などが紫色になる・呼吸障害・体の成長がしないなどの支障をきたします。手術をして正常な心臓のしくみに近づけたとしても、健康な人の心臓とは、まったく同じにはなりません。

それは手術をすることによって、心臓自体を傷つけているからです。元気になってからも、手術した心臓がずっと正常に働いてくれれば問題ないのですが、突然異常をきたす可能性は十分考えられます。少しでも息切れや様子がおかしかったら早期に動物病院で診察を受けましょう。その後心臓の状態や生活環境に、気を配り飼い主さんが優しくケアしてあげましょう。

治療の方法

犬の先天性の奇形
治療の方法

心臓の異常が見つかった場合は外科的手術をおこないますが、困難なケースが多く慎重な選択が必要になってきます。運動の制限・食事療法の管理も、一定程度の効果もありますが、根本的な治療には外科手術が行われるようになります。

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生後(年) 0.5 1 3 5 7 10 13 15 18 20
小型犬
(歳)
9 15 28 36 44 56 68 76 88 96
大型犬
(歳)
6 12 26 40 54 75 96 110 131 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。

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