病気の進行と共に喉の部分が肥大します。
犬の場合、喉部の腫瘍は大半が悪性のものです。
呼吸や食事の際に不具合が起きる症状が見られます。また、この病気が最も発症しやすい犬種はビーグルです。ビーグルを飼われている方は、ぜひ血液検査の際には忘れずにチェックをしてあげてください。
外科手術による摘出が
主な対処方法になります。術後、または手術が行えない場合は処方薬によって治療していきます。
甲状腺のみならず、腫瘍は発見が早ければ早いほど治療も簡単ですし、愛犬への負担を軽くできますが、お腹や背中、四肢と違って、喉を触る機会のない飼い主さまは大変多いと思います。日頃のマッサージやコミュニケーションの中で、視覚による体表の異常確認と共に、喉の腫瘍のチェックも行いましょう。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |