肝臓の細胞が傷つくことで
発症するのが肝炎です。遺伝性による発症が多い慢性肝炎の場合は症状が見えづらく、元気がなくなったり、食欲がなくなる程度ですが、進行すると黄疸や腹水などが見られ、肝硬変になる事もあります。
急性肝炎は嘔吐、下痢、黄疸など。症状が進行すると痙攣を起こします。こちらは化学物質や薬剤の投与や、ウイルス・細菌・寄生虫の感染など、肝臓に負担をかけたことが原因となります。
症状の進行を抑えることに努めます。
肝臓に負担をかけないよう、安静療法をとり、食事療法も合わせて行います。
病院から食事が出されるのであればそれを与え、手作り食でも問題ないようであれば、獣医師の指示どおりに作って与えてあげましょう。
原因が判明している場合にはそれらを除外します。感染によって発症する肝炎には、予防接種などで防げるものもあります。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |