犬では膀胱に最も発生しやすく、老犬に見られる病気です。血尿等などの症状により慢性膀胱炎の症状が続いて、動物病院で尿を調べて検査結果で癌細胞が発見されます。年齢を重ねた犬に比較的、多く発症する腫瘍です。膀胱の慢性的な炎症が引き金になっている可能性があります。犬の膀胱炎は長引かせずに早めに診察しましょう。
発生部位によっては膀胱を一部切除することも可能ですが、大部分は尿道が出流れて出て行く部分に、発生し切除できないケースになります。腹腔内に転移することもあり、化学療法はあまり効果はありません。
※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |