猫に起こりやすい深刻な病気です。初期症状は軽い食欲低下や吐き気などで、病気が進行すると目の瞳孔が開き、歩き方が不自然だったりといった神経症状を現しはじめます。食事が原因で発症することが多く、とくに加熱処理をしていない生食の貝類や甲殻類といった食物を多量に摂取することによって体内のB1が破壊されていきます。
ビタミンB1を、注射や内服によって補給してあげます。また、貝類・甲殻類・魚類の内臓などは加熱して食べさせるようにします。不足する酵素などの栄養素は食事以外で補いましょう。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |