排便時に苦しそうな顔で表情しながら力んでいたら重症の便秘か大腸炎による下痢で、硬くて黒い便が出る時は病気が原因の便秘で、柔らかい粘液質の便に血液が混じっている血液があれば大腸炎が疑われます。 日常から猫ちゃんの便の状態をよく観察し把握してる事が病気の早期発見につながります。また、老猫は便秘をしやすい傾向があります。
便秘には、少量のミネラルウォターを飲ませたり、健康食のツナ缶に入っているフィッシュオイルなどが効果的です。強い便秘でも、数日続けますと排便し改善方向に進みますが、下痢やビタミン吸収低下に繋がり別の問題を誘発します。また猫は、日々全身をなめて毛づくろいをしていますので、毛が抜けやすい季節になりますと大量の毛を呑みこんで便秘になる時もあります。長く続く場合、動物病院で、かん腸液を肛門(こうもん)から結腸内に入れ便を柔らかくしてから、肛門から指を入れて少しずつ便をかき出し排便させます。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |