耳疥癬、耳の中の異物、耳のケガ、外耳炎、前庭性失調症症候群、脳腫瘍、脳炎、脳(東部)のケガ、栄養失調、中毒
猫が頭を頻繁に振っていたら、耳の中に細菌やダニが感染していたり、異物・昆虫が入り込んだり怪我をしている事が考えられます。脳の部分の病気や前庭性失調症症候群という場合もあります。前庭性失調症症候群とは耳の内部にある前庭という部分(平衡器官・バランスを保つ器官)に異常がある為に、頭を振る・首の位置が傾いている・フラフラする・同じ場所を回るなどの症状が起こる病気です。
耳ダニ感染の防止には、飼い始めの子猫期に動物病院でよく検査してもらうことが大切です。マット・毛布などを熱湯や消毒をし生活環境の改善を飼い主さんが心掛けましょう。また頭を強く振るケースで、怪我をして脳が損傷した・脳腫瘍がある・栄養失調に陥っている・何らかの中毒をおこしているということもありますの、早めに獣医師さんの診断を受ける必要があります。治療は原因によって適したものが行なわれます。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |