人間と同じように猫も風邪を引きます。猫ウイルス性呼吸器感染症や、猫カリシウイルス感染症と呼ばれるjavascript:void(0)事もあります。ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどの感染が原因となります。猫風邪を患っている他の猫のくしゃみや、目ヤニ、鼻水から感染します。特に3種混合ワクチンの摂取を行なっていない野良猫からの接触・飛沫・空気感染が多いので、愛猫を野良猫に近づけさせないのはもちろん、飼い主さんも野良猫に近づかない方が宜しいでしょう。(飼い主さんが野良猫と遊んだ際にウイルスを皮膚や衣服に付着させ、自宅に戻り、愛猫に間接的に感染させる事も少なくないのです)
人間の風邪と同じように、くしゃみ、鼻水、咳、発熱などの症状が現れます。蛇足ですが、人間の風邪と猫の風邪は別物です。人間の風邪が猫に感染する事も、その逆もありません。
治療法は抗生物質やインターフェロンを投与する事もありますが、基本的には人間と同じく、家庭での療養となります。食欲が低下している場合には、点滴を行なうか、食べやすい流動食を与えます。きちんと予めワクチン接種を行う他、感染猫に近づけない事が一番の予防法です。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |