咽頭炎の徴候には、吐き気,咳,発熱,食欲不振、無気力などがあります。喉に痛みが出るため食欲を無くしたり、喉を触れようとしますと嫌がるしぐさをします。咳がひどくなるとと吐き気があるように見えたり・声が出なくなり・よだれを垂らすなど全く元気がなくなってしまうケースもあります。呼吸器の感染症が原因になるケースが多いようです。まれに、有毒ガス・薬品などの吸引による細菌感染も報告されています。
細菌感染であれば、治療としては、抗生剤等の内科療法が必要となります。ウィルス性の病気は、外に出ていない猫ちゃんにもかかる可能性がありますので、ワクチン接種をお勧めします。なるべく静かなところで安静にさせ興奮させないようにしてください。寒暖差が大きいところを入ったり出たりしてますと咳を誘発してしまう事もあります。また乾燥は症状を悪化させますので注意してください。大きくて硬いものは、食べにくいので、食事は柔らかいものを細かく砕いて食べさせてください。魚の骨などは、要注意です。大きい骨は喉を傷つけてしまう可能性がありますので十分に気をつけてください。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |