眼瞼内反はまぶたのふちが眼球の側に折り返されてしまう状態のことを言います。その為に目をこすったり、つねに涙が出て、目頭の下の毛がぬれていたり、目やにがついています。ふつうは結膜炎やまぶたについた傷跡が縮むことによって発症しますが、ペルシャネコに関しては先天的なものが原因になっているようです。後天的には、ケンカなどによる外傷に起因します。
手術によって矯正可能です。軽い症状の場合は点眼液などで処置をしますが、一般的には内反しているまぶたを手術によって外側に出し、角膜への刺激を取り除いてあげます。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |