アトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こす原因となるアレルゲンの吸引による皮膚病です。花粉やハウスダストを始め、あらゆる対象が原因となります。また、遺伝的要因も関係していると考えられています。3歳以下の若い時期に発症するケースが多いようです。
全身のあらゆる場所に強いかゆみが生じます。 猫は患部を噛んだり、ひっかいたりするため、気付かずに放っておくと、 皮膚が炎症を起こしたり、脱毛したり、傷ができたりと、皮膚の状態はどんどん悪化していきます。最悪の場合、粟粒性皮膚炎や好酸球肉芽腫群が発症するケースもあります。早期発見と早期治療を心掛けましょう。
検査によりアレルゲンを特定し、アレルゲンを取り除きましょう。また、シャンプー、リンスで被毛の清潔を保ち、こまめな掃除により生活環境を改善させる事も大変重要です。その上で外用薬や内服薬の投与を行います。
※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。 |