猫の瞬膜の露出(突出)

カテゴリ |  眼の病気(眼病)

まぶたのケガ瞬膜の露出(突出)脈絡網膜炎白内障進行性網膜萎縮進行性網膜萎縮流涙症(涙目)角膜炎結膜炎緑内障眼瞼内反症

猫の瞬膜の露出(突出)の症状と原因

症状原因

猫のまつげは上にしかありません。 そのかわりに猫の目頭寄りのまぶたの内側に瞬膜という薄い膜があります。 猫の第3のまぶたとも呼ばれています。普段は目頭や目尻の奥に少し見えるだけで、まぶたを閉じると同時に左右から瞬膜が出て目を覆い 眼球を保護しています。

これが、なんらかの原因で目頭から眼球の上までいつも露出したままの状態になります。瞬膜が充血して、腫れて炎症を起こしたり、瞬膜にはリンパ組織がたくさんあるので、リンパが腫れる事もあります。瞬膜炎に伴って、瞬膜が突出して眼球の半分ほど覆ってしまうことがあります。

原因は不明ですが、寄生虫とか精神作用にある程度関係があるとされています。 片目だけの場合は異物の混入や目の損傷などが原因と考えられますが、両目の瞬膜が突出している場合は体の具合が悪いためと考えられています。

猫の瞬膜の露出(突出)の治療方法・対策

治療方法

まず原因をつきとめて処置を施します。病気が治るにつれて体調が回復すれば元の状態に戻ります。ただし、結膜炎を発症している場合は抗生物質や点眼薬を使う事もあります。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         
​ ​

猫の病気辞典目次(部位別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。